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滋賀産業新聞
2025/01/15
【滋賀】県耕地課 野洲川下流主幹線地区の管水路更新
滋賀県農政水産部耕地課は、野洲川下流主幹線地区（野洲市、守山市）の管水路更新を計画している。基幹施設である集合管、主幹線水路の機能を保全するための更新整備を行うことにより、施設の維持管理の費用と労力の軽減および農業用水の安定供給を図り、農業生産性の維持および農業経営の安定に資する。本年度より事業スタート。初段の測量業務を近く委託する。管水路の総延長は1250㍍（構造ＤＣＩＰφ2200）、総事業費は37億3500万円を見込む。2029年度（令和11年度）の工事完了を予定している。
県営かんがい排水事業（土地改良事業）野洲川下流主幹線地区における整備は、主に現存の用水施設（用水路）の更新が対象となる。工事概要は▽主要線送水路（集合管）＝管水路延長113㍍（構造ＤＣＩＰφ2200）、空気弁工等▽主要線送水路＝管水路延長1137㍍（構造ＤＣＩＰφ2200）、空気弁工等―。事業費（22年度〔令和4年度〕単価）は▽主要工事＝37億0500万円▽附帯工事＝3000万円―。集合管、主幹線水路を更新。幹線水路、支線水路や揚水機場は現況利用する。
所管の県大津・南部農業農村振興事務所田園振興課は、県営かんがい排水事業野洲川下流主幹線地区の管水路の更新に係る実施設計に必要な測量を行う24年度「野洲川下流主幹線地区測量業務（野洲市須原他）」の受託者を、1月17日開札の事後審査型一般競争入札で選定する。落札決定は1月22日の予定。業務概要は、3級基準点測量10点、3級水準測量2・14㎞、現地測量0・11平方㎞、路線測量1・25㎞。委託期間は契約締結日より5日以内の日から5月30日まで。
野洲川下流主幹線地区は、野洲市、守山市に位置し、一級河川・野洲川の下流に広がる三角州であり、水稲を中心に小麦、大豆等を組み合わせた営農が展開されている。同地区は、琵琶湖を水源として野洲川揚水機場から取水し、管水路によって受益面積2068㌶（野洲市1583㌶＋守山市485㌶）にかんがいしている。
同地区の施設は、かんがい排水事業（1970年〔昭和45年〕～87年〔昭和62年〕）により造成された後40年以上が経過して、施設の漏水事故も発生し劣化が著しい状況。また、性能低下の進行により施設の維持管理に多大な費用と労力を要するとともに、農業用水の安定供給に支障を来たしている。
提供：滋賀産業新聞
県営かんがい排水事業（土地改良事業）野洲川下流主幹線地区における整備は、主に現存の用水施設（用水路）の更新が対象となる。工事概要は▽主要線送水路（集合管）＝管水路延長113㍍（構造ＤＣＩＰφ2200）、空気弁工等▽主要線送水路＝管水路延長1137㍍（構造ＤＣＩＰφ2200）、空気弁工等―。事業費（22年度〔令和4年度〕単価）は▽主要工事＝37億0500万円▽附帯工事＝3000万円―。集合管、主幹線水路を更新。幹線水路、支線水路や揚水機場は現況利用する。
所管の県大津・南部農業農村振興事務所田園振興課は、県営かんがい排水事業野洲川下流主幹線地区の管水路の更新に係る実施設計に必要な測量を行う24年度「野洲川下流主幹線地区測量業務（野洲市須原他）」の受託者を、1月17日開札の事後審査型一般競争入札で選定する。落札決定は1月22日の予定。業務概要は、3級基準点測量10点、3級水準測量2・14㎞、現地測量0・11平方㎞、路線測量1・25㎞。委託期間は契約締結日より5日以内の日から5月30日まで。
野洲川下流主幹線地区は、野洲市、守山市に位置し、一級河川・野洲川の下流に広がる三角州であり、水稲を中心に小麦、大豆等を組み合わせた営農が展開されている。同地区は、琵琶湖を水源として野洲川揚水機場から取水し、管水路によって受益面積2068㌶（野洲市1583㌶＋守山市485㌶）にかんがいしている。
同地区の施設は、かんがい排水事業（1970年〔昭和45年〕～87年〔昭和62年〕）により造成された後40年以上が経過して、施設の漏水事故も発生し劣化が著しい状況。また、性能低下の進行により施設の維持管理に多大な費用と労力を要するとともに、農業用水の安定供給に支障を来たしている。
提供：滋賀産業新聞
