公益社団法人・滋賀県建設産業団体連合会(奥田克実会長)の令和7年新春賀詞交歓会が10日、びわ湖大津プリンスホテルで開催され、来賓として出席の三日月大造滋賀県知事、衆参両院国会議員、県議会議員などと共に新年の門出を祝った。
挨拶に立った奥田会長は、多数参加に感謝を述べ「建設産業はインフラと地域の安心安全の重要な担い手であり、国土強靭化を更に強力に推進する必要がある」と語り「本県衆参国会議員の方々には、直轄工事費が47都道府県中、最下位という不十分な社会資本整備の状況に、党派を超え、更なるご尽力をお願いしたい」と力強く訴えた。
続く来賓祝辞では、三日月知事が「災害復旧とインフラ整備、そして人材という国スポの財産を引き継いでいけますように」と挨拶。その後、県議会の有村國俊議長から「安全安心な県土づくりに大きな役割を期待したい」、近畿地方整備局の長谷川朋弘局長から「国土強靭化実施中期計画の推進にご協力ご尽力を」、滋賀労働局の多和田治彦局長から「労働災害ゼロの年に」、前近畿地方整備局長の見坂茂範氏と前守山市長の宮本和宏氏が業界の今後の飛躍を祈った祝辞を述べた。
続いて、衆議院の大岡敏孝議員、上野賢一郎議員、武村展英議員、小寺祐雄議員、北野裕子議員、参議院の有村治子議員、嘉田由紀子議員―以上7名の国会議員がマイクリレー。県民の豊かな暮らし実現に向け、共に協力していく前向きな抱負を語りその後、より良い1年となることを全員で誓い閉会となった。
提供:滋賀産業新聞