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　高岡市は、横田町３丁目地内「高岡西部中学校区小中一貫校校舎増築および改修工事」を、第４四半期に一般競争入札で開札する。
　発注は建築工事が２分割となり、電気設備工事、機械設備工事の計４件。入札に向けた準備が進んでおり、今月中に公告される見通し。市議会３月定例会で請負契約の承認を得て着工し、工期は約２３カ月。
　建築工事は、その１が校舎Ｂ棟（ＲＣ造３階建て、延べ面積２２２２・４９平方メートル）および渡り廊下（アルミ合金造、建築面積２９・７８平方メートル）の増築工事、外構工事、サブグラウンド工事。その２が校舎Ａ棟（ＲＣ造３階建て、延べ面積１７９０・８９平方メートル）および渡り廊下（Ｓ造３階建て、延べ面積３８・５２平方メートル）の増築工事のほか、既存校舎の改修工事となる。
　１２月補正予算には２０２６年度までの３カ年継続費２８億１９７万４０００円が設定されている。
　同事業では旧高岡西高校を改修して活用するほか、隣接する旧西条小学校を解体した跡地に校舎が増築される。第１期工事では旧西高の校舎改修のほか、昇降口などの増築が行われた。今回は第２期工事として解体後の敷地に校舎が増築されるほか、校舎の改修を実施。現在、増築用地を確保するため解体工事（施工＝早木工業・谷口ＪＶ）が進んでいる。工期は３月まで。
　小中一貫校は川原、西条、横田の３小学校が再編統合され、高岡西部中学校を移転併設する計画。小学校は今年度に開校し、２７年度に中学校も含めて全体開校となる。
　実施設計は新建築設計事務所（高岡市野村）が担当。