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日本工業経済新聞社(群馬)
2025/01/07

【群馬】新巻地内でIC整備に向けた盛土など


県上信自動車道建設事務所は、吾妻東バイパス2期の東吾妻町新巻地内で新巻IC整備へ向けて道路改良工を行う。月内にも工事を条件付き一般競争入札で公告する。全体延長470m区間で路体盛土から下層路盤までを整備するほか、排水構造物工や補強土壁を行う。設計は補強土壁を高崎測量(高崎市)、盛土などを大日本ダイヤコンサルタント(東京都千代田区)が担当した。
今回発注となる工事は、新巻ICの東側で路体盛土と路床盛土および下層路盤工を行い、合わせて排水路を整備する。また、西側では切土するほか、建設が進む上信新巻橋A2橋台付近へ補強土壁を施す。
延長140mを対象に路体盛土量3万800立方m、路床盛土量860立方mを使用して直高6・3mまで盛土する。また、合計延長770mで小段排水溝を布設する。合わせて、下層路盤は2410uを砕石により整備する。
また、盛土に伴う機能保証道路の建設も行う。延長1115m、有効幅員4m程度で表層および基層までを整備する。
切土は延長150mを対象に行い、掘削土量は4000立方mとなる。
補強土壁は、施工延長32m、施工面積133uを対象に整備し、補強土壁以外の盛土材以外の盛土量は360立方mとなっている。
なお、上信新巻橋下部工については南波建設(東吾妻町)が施工を進めている。上部工は公告済みとなっており、15日に開札する。
また、同地区においては新巻ICとなる函渠工などの工事を、千島工務店(中之条町)が受注して進めている。
吾妻東バイパス2期は、箱島インターチェンジから植栗・中之条インターチェンジまでを結ぶ延長約6700m区間を対象として、幅員10・5mで整備するもの。14年度に事業を開始しており、29年度の完了を目指して各地で工事を進めている。