全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　愛知県は、常滑市内の２カ所の採卵養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが１月２日（１例目）、６日（２例目）に相次いで確認されたことを受けて、２日から１例目の殺処分などに着手した。県からの要請を受けた愛知県農業土木研究会知多支部（村瀬論支部長）の会員企業も埋却業務で支援協力に努めている。
　１例目は１日に通報があり、２日に陽性が確認され、同日からニワトリ約14万７０００羽の殺処分などに着手した。県職員、常滑市職員、農業関係団体（農協など）とともに、県との家畜伝染病に係る防疫に関する協定に基づき要請を受けた愛知県農業土木研究会知多支部の会員企業が、埋却業務で支援協力に努めている。５日時点（６日公表）の動員数（４日間延べ人数）は県職員９９７人、常滑市職員21人、農業関係団体14人、埋却業務委託業者68人となっており、対象羽数の約95％の殺処分を終えた。
　２例目は、同市内の採卵養鶏場（約12万羽）で５日に疑い事例があり、６日に陽性が確認されたことから、同日から殺処分などの準備に着手した。


提供：建通新聞社