北陸地方整備局富山河川国道事務所は、2024年度補正予算で国道8号入善黒部バイパス整備事業に工事費6億円の配分を受け、出島高架橋下部工事などに取り組む。
今年度発注見通し(補正分)には▽出島高架橋下部その2工事 橋脚工3基、場所打ち杭工24本 2億円以上3億円未満▽国道8号入善地区舗装その1工事 アスファルト舗装工一式 1億2000万円以上2億円未満−の2件が盛り込まれ、ともに第4四半期に発注する。出島高架橋の設計は大日本ダイヤコンサルタントが担当。
同事業は、国道8号の入善町椚山から魚津市江口間16・1キロにおける交通渋滞の緩和や広域幹線ネットワークの充実強化などを目的に、バイパス整備を行うもの。15年3月に黒部市古御堂から魚津市江口間7・3キロが暫定2車線で供用した。総事業費は887億円。