静岡市は、PFI手法(BT+コンセッション方式)の採用を想定しているアリーナ整備について、「PFI等アドバイザリー業務」の受託者選定を開始した。
最大収容人数5000人以上を想定したバスケットボールやバレーボールなどの室内競技の興行や、コンサートをはじめとする各種イベントが開催可能な屋内施設について、アドバイザリー業務の元請け実績があることなどを受託者へ求めている。
業務期間は契約締結日から26年6月30日までで、契約上限額は6551万6000円(税込み)。契約額については、25年度に一部(上限額3960万円・税込み)、26年度の業務完了時に残額を支払う。
基本計画案によると、アリーナの施設規模は延べ床面積2万5000〜3万平方b程度で、席数は8000〜1万席程度。ZEB Ready以上の省エネ性能を確保しつつ、ユニバーサルデザインにも配慮するとしている。整備費は約300億円を想定している。
アリーナの整備予定地は、東静岡駅北口市有地(静岡市葵区東静岡1ノ29他)の敷地約2万6360平方b。
整備スケジュールは、25〜26年度に事業者の募集と選定を行い、26〜29年度で設計・建設、30年度の開業を目指す。
提供:建通新聞社