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福島建設工業新聞社
2024/12/23

【福島】国道4号福島北道路で2案検討/東北地方整備局

 東北地方整備局は、国道4号福島北道路の計画段階評価で、対応方針案として4号現道改良案とバイパス案(国道13号〜4号桑折町間)を示した。今後、住民等への2回目の意見聴取等を行いながら、2案を比較検討する。
 福島北道路は、国道4号の福島市・岩谷下交差点〜東北中央自動車道・伊達桑折IC北側の桑折町市街地入り口付近区間(8km)の渋滞対策として、東北地整が事業化を目指している。昨年11月に計画段階評価手続きに入り、今年1〜3月に住民等の意見聴取を行った。
 現道改良案は対象区間内の主要交差点を立体化し、一部区間に副道を設置するもの。信号交差点や沿道出入りの集約などにより現道の機能強化を図る。構造は土工、橋梁等。整備費は約1100〜1300億円。
 バイパス案は、国道13号福島西道路供用区間北端付近から4号・伊達桑折IC付近に至るルート帯を想定。道路延長約8km、構造は土工、橋梁等、整備費は約1000〜1200億円を見込んでいる。
 対応方針は生活・自然環境や現道交通への影響、整備費に配慮しながら@交通容量の確保A安全な交通環境の確保B物流経路の安定性向上C救急搬送の安定性と信頼性向上−を評価して決定する。
(提供:福島建設工業新聞社)