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建設経済新聞社
2024/12/23

【京都】国道24号沿道の安田町地区の農地 ものづくりエリア東側で事業者の開発始動

 宇治市が「ものづくりエリア」として新たな工業用地の創出に向けた取組を進める国道24号沿道の安田町地区で、民間事業者による開発工事が始動した。
 宇治市は、第6次総合計画、産業戦略及び都市計画マスタープランに基づき、国道24号沿道の安田町地区の農地において、新たな工業用地を創出する取組を進めている。
 これまでの主な取組状況をまとめると、▽令和3年9月24日…地域未来投資促進法基本計画・国同意▽令和4年9月28日…地域未来投資促進法土地利用調整計画・京都府同意▽令和5年1月18日他…地域未来投資促進法地域経済牽引事業計画・京都府承認▽令和5年2月27日…地域未来投資促進法土地利用調整計画・京都府変更同意▽令和6年1月19日…宇治農業振興地域整備計画変更(農振除外)・公告、宇治市都市計画地区計画・告示▽令和6年2月27日…地域未来投資促進法土地利用調整計画・京都府変更同意▽令和6年7月5日〈農業委員会〉ものづくりエリア国道東側工区農地転用申請に係る農業委員会意見について審議▽令和6年7月27日〈民間事業者〉ものづくりエリア国道東側工区の地元説明会▽令和6年9月18日…地域未来投資促進法土地利用調整計画・京都府変更同意▽令和6年10月11日…ものづくりエリアの国道24号東側工区の開発申請、農地転用・京都府許可−。
 地域未来投資促進法の特例措置を受け、原則不許可の「農振農用地区域からの除外」「第一種農地等の転用許可」が可能となった。
 ものづくりエリアの国道24号東側工区について、開発許可・農地転用許可が下りる等の諸手続きが整い、国道24号東側工区の開発に伴う造成工事が始動した《=民間面参照》。造成工事の期間は令和6年10月〜7年春(予定)。
 国道24号西側工区については各種手続きが完了次第、工業用地の造成工事に着手する。
      ◇      
 京都府から同意を受けた地域未来投資促進法に基づく土地利用調整計画では、地域経済牽引事業の用に供する施設の規模を示した。
 国道24号沿道西地区では、▽マルチテナント型賃貸用物流施設(敷地面積約8万8300u)▽製造業Aの本社・工場(約1万4100u)▽製造業Bの本社・工場(約1300u)▽製造業Cの工場(約3300u)▽製造業Dの本社・工場(約4000u)▽製造業Eの本社・工場(約2050u)▽製造業Fの工場(約3600u)▽製造業Gの本社・工場(約2150u)▽製造業Hの工場(約2400u)▽製造業Iの本社・工場(約5300u)。
 国道24号沿道東地区では、▽製造業Jの工場(約2000u)▽製造業Kの本社・工場(約1万u)▽製造業Lの工場(約1650u)。
 その他が1万7769uで、開発区域の面積は全体で15万7919u。