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日刊建設タイムズ社
2024/12/23

【千葉】総合評価で来年4月/新港清掃工場リニューアル/整備・運営の実施方針等公表/千葉市

 千葉市は20日、DBO方式による新港清掃工場リニューアル整備・運営事業に係る実施方針と要求水準書を決定した。2025年4月中旬に総合評価一般競争入札を公告。5月下旬まで入札参加資格審査書類、9月上旬まで事業提案書の提出を受け付け、11月下旬に応募者ヒアリングおよび非価格審査・総合評価による優秀提案を選定し、12月上旬に落札者を決定する。
 26年1月には仮契約を結び、同年3月議会で契約承認を受け、本契約を締結する。31年3月までに設計および建設工事を完了し、同年4月の供用開始を目指す。運営・維持管理期間は51年3月末まで。
 応募者は、設計・建設業務および運営・維持管理業務を実施する予定の単独企業、または企業グループ。グループの場合は、プラントの設計・建設事業者を代表企業とする。
 プラントの設計・建設企業には、過去15年間に「連続運転式焼却炉(ストーカ式)」で1炉当たり100t/日以上かつ炉構成が2炉以上の一般廃棄物焼却施設と、特別高圧受電かつボイラ・タービン式発電設備(発電出力2000kW以上)を設置した連続運転式一般廃棄物焼却施設の建設工事を元請けとして施工した実績などを有することなどを求めている。
 新港清掃工場は、美浜区新港226―1の敷地面積約3万2852・28uに所在。02年度に稼働を開始した。リニューアル整備完了後は、北清掃工場の運転を停止し、北谷津に整備する新清掃工場との2か所体制で運用する。
 新施設の構成は、工場棟、管理棟、計量棟、ストックヤード、オーバーホール用等倉庫、構内道路、駐車場約100台、洗車場など。
 処理施設の能力は、450t/24h(150t/日×3炉)の全連続運転式ストーカ炉方式。処理対象物は可燃ごみ(家庭系、事業系、粗大ごみ由来、破砕可燃残渣)、災害廃棄物。times