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　関東地方整備局は18日、２０２４年度関東地方整備局関係補正予算として４１８８億５０００万円が配分されたと発表した。内訳は、直轄分１０１７億１６００万円、補助・交付金分３１７１億３４００万円。千葉県配分額は２４２億２０００万円で、国庫債務負担行為（ゼロ国債）はない。区分別の内訳は、河川・ダム・砂防24億７８００万円、海岸１億９０００万円、道路24億４６００万円、市街地整備３２００万円、上下水道６３００万円、社会資本総合整備１８９億８４００万円、推進費等２７００万円。
　予算の配分に当たり、地域の実情や地方公共団体の要望などを勘案しつつ、高い緊急性と効果が認められる事業に重点を置き、主に「防災・減災および国土強靱化の推進（防災・減災、国土強靱化のための５か年加速化対策分を含む）」に予算を配分している。
　また、経済成長を着実に進めるため、地方創生や生産性向上につながる公共事業を目指すとともに、気候変動の影響による災害の激甚化・頻発化に対応するため、ハード・ソフト一体となった事前防災対策を加速化させる。
　千葉県関係の配分内容は次の通り。
【河川・ダム・砂防】
〈直轄〉
　▽利根川水系利根川下流河川改修事業＝堤防整備など▽利根川水系江戸川河川改修事業＝堤防整備など▽利根川水系利根川河川維持修繕事業＝出水により堆積した塵芥処理など▽利根川水系利根川堰堤維持事業＝電源設備など機械設備修繕
〈補助〉
　▽一宮川水系一宮川ほか浸水対策重点地域緊急事業＝調節池・堤防整備▽北九十九里〜一宮海岸高潮対策事業＝堤防被覆など施設整備▽増間地区事業間連携砂防等事業＝地すべり対策調査▽片倉ダムメンテナンス事業＝ダム管理用制御処理設備など改良

【道路】
〈直轄〉
　▽国道４６８号首都圏中央連絡自動車道（大栄〜横芝）＝改良工事▽国道１２７号防災＝改良工事▽国道16号維持管理＝老朽化対策
〈補助〉
　▽国道１２６号山武東総道路三期＝調査設計

【港湾・空港・都市住宅・営繕】
〈直轄〉
　▽千葉港千葉中央地区複合一貫輸送ターミナル整備事業＝防波堤・岸壁整備▽千葉港海岸直轄海岸保全施設整備事業＝海岸保全施設の整備
〈補助〉
　▽北柏駅北口地区土地区画整理事業＝道路・調節池など公共施設整備