政府の総合経済対策に伴う2024年度補正予算が17日成立し、国土交通省関係の県内直轄、補助、交付金事業に内示があった。北条道路に28億4000万円、国道179号はわいバイパスには8億6500万円が認められた。(11面にカ所一覧)
直轄道路の北条道路は、はわいICから北条JCT間の26年度供用に向けて整備を促進。国道29号津ノ井バイパスには1億3300万円を付け、橋梁の予備設計を進める。国道373号志戸坂防災は7000万円で、新年度予算と合わせバイパス本線の下部工着手も見えてきた。
地域高規格道路は、国道313号倉吉関金道路に3億1000万円などほぼ満額が内示。インターアクセスの「はわいバイパス」も大きく前進しそうだ。
直轄河川では千代川改修で、鳥取市港町河口部の河道掘削に3億4600万円。天神川は倉吉市大原の低水護岸に1億7000万円が付いた。
補助の河川では塩見川改修に5億5000万円が配分され、地盤改良や護岸工を促進する。
港湾・空港関係は、鳥取港直轄で第1防波堤に2億3000万円、補助の第2防波堤かさ上げは5100万円。境港直轄は防波堤の老朽化対策に1億円を充てた。
このほか、鳥取空港の滑走路端安全区域整備にゼロ国債5億6200万円、美保飛行場のエプロン改良にもゼロ国債2億4000万円が内示された。
日刊建設工業新聞