広野町は、町内3カ所に防災拠点・防災の駅整備を計画し、12月補正予算に基本計画策定業務委託費420万円を計上した。年明けにも指名競争で入札する方針。納期は2026年3月末を予定しており、26年度に基本、実施設計を行う。
計画案によると、整備地は町役場、折木地区防災エリア、二ツ沼総合公園を想定。防災に強い共生のまちづくりを整備目標に掲げ、有事の際の住民の避難、情報収集、災害救助の場として防災備蓄倉庫や貯水槽、太陽光発電設備、EV充電器、リサイクルステーション、堆肥化施設等を整備する。
このほか町役場には資源ごみリサイクルステーション、生ごみ堆肥化施設、太陽光発電施設、蓄電施設、防災備蓄倉庫など。折木地区にはトイレやコミュニティ施設、備蓄倉庫、資源ごみリサイクルステーション、刈草・生ごみ堆肥化施設、太陽光発電施設などを設ける。
二ツ沼総合公園はドクターヘリと防災ヘリのヘリポート、コミュニティ施設(直売所)、資源ごみリサイクルステーション、刈草・生ごみ堆肥化施設、太陽光発電施設、蓄電施設等を整備する。
(提供:福島建設工業新聞社)