東北地方整備局秋田河川国道事務所は、国道7号遊佐象潟道路整備に関し、国の6年度補正予算で21億6,000万円(直轄19億1,000万円、ゼロ国債2億5,000万円)が配分された。象潟IC〜小砂川IC間の道路改良4件、法面1件、道路標識設置1件、秋田県と山形県の県境の道路改良2件を実施する方針で、来月にもそれぞれ公告する。
象潟IC〜小砂川IC間では、道路改良4件を実施する。対象は、石橋地区(盛土22,000㎥、工期約6カ月、概算工事費2〜3億円)、大須郷地区(盛土12,000㎥、路側防護柵L3,000m、中分防護柵L2,400m、工期約10カ月、概算工事費3〜8.1億円)、内ノ田地区(盛土47,000㎥、路側防護柵L2,300m、中分防護柵L1,400m、工期約10カ月、概算工事費3〜8.1億円)、象潟関地区(掘削工2,000㎥、路側防護柵L5,400m、中分防護柵L3,600m、工期約10カ月、概算工事費3〜8.1億円)の4地区。また、小型標識40基と大型標識20基の設置工事(工期約10カ月、概算工事費1〜2億円)と、川袋地区の法面工事(植生基材吹付7,500u、工期約6カ月、概算工事費2〜3億円)を実施する。
県境では、道路改良2件を実施する。対象はタカコヤ地区(掘削工40,000㎥、工期約10カ月、概算工事費1〜2億円)と、上ノ山地区(掘削工82,000㎥、工期約10カ月、概算工事費3〜8.1億円)。
遊佐象潟道路は、山形県飽海郡遊佐町北目〜にかほ市象潟町小滝に至る17,900mの自動車専用道路。秋田河川国道事務所では山形県境〜象潟ICまでの延長約9,900m(2車線)で整備を進めている。このうち小砂川IC(仮称)〜象潟ICの延長7,300mは、7年度の開通を予定している。
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秋田建設工業新聞社