国道447号の整備は、県境部分の真幸トンネル(2354m)整備が進んでいる。宮崎県側の1工区(850m)の進捗が順調なことから、2工区(992m)を公告。12日午前10時30分から入札書の開札を実施。入札結果の公表は審査が順調に進めば19日に行う。本県側(512m)は、2025年度以降の発注が見込まれる。
447号は、宮崎県えびの市を起点に伊佐市を経由し、出水市に至る幹線道路。県境部分の真幸トンネル(えびの市内竪)は、延長が長い宮崎県側が先行。22年度に着手した1工区は、清水建設・大和開発・五幸建設JVが担当。2工区は一般競争入札(WTО)型で発注。工期は28年10月31日まで。本県側はその進捗状況を見ながら具体的な発注時期等の詳細を詰める。
次のステップとして期待される忠元バイパスは、伊佐市内で国道268号との交差点から国道267号との交差点までを想定。市街地を経由しないことから、大型トラック等の交通混雑緩和に期待が寄せられている。
県では、現在整備を進めている県境部分の青木バイパス供用後の交通状況等の変化を見極めながらの検討課題とした。