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北陸工業新聞社
2024/12/17

【石川】来年度に広陽小を増築/白山市が中期計画を公表/市議会常任委/吉野工芸リニューアルなど

 白山市は、総合計画に定めた基本理念やまちづくりの目標を実現するため、2025〜29年度の中期計画を策定した。広陽小学校増築・長寿命化改良事業など各課所管の主要事業が示されており、16日に開かれた市議会産業建設、総務企画、文教福祉の3常任委員会で明らかにした。
 知気寺町地内にある同小学校の事業については、市側が整備スケジュールを説明。計画によると、25年度に着手する増築部分の建設規模は、特別教室棟がRC造3階建て延べ1300平方メートル、体育館がS造2階建て延べ960平方メートルを想定する。既存校舎北側のグラウンド内に建設する。体育館は1階部分をピロティとし、駐車場として活用する見通しだ。
 一方、26年度から長寿命化改良工事を計画している既存施設の規模は、校舎棟がRC造3階建て延べ5007平方メートル、体育館がSRC造平屋建て979平方メートル。内外装を改修するほか、各種設備工事なども施す。増築・長寿命化改良工事に伴う実施設計は五井建築研究所(金沢市)が担当。総事業費は28億2600万円を見込んでいる。
 自然や歴史のブランド力向上の整備では、白山手取川ユネスコ世界ジオパーク拠点整備事業として吉野工芸の里や関連施設のリニューアルを計画。25年度から3カ年で総事業費9億900万円を設定した。
 このほか、中期計画に示した主な事業内容は次の通り(事業名、事業個所、年度ごとの事業費の順)。
▽北星中学校長寿命化改良事業 平木町 27年度=5億9500万円、28年度=11億円
▽鳥越地域防災拠点センター建設事業(鳥越多目的ホール) 別宮町 26年度=3億8100万円
▽松任中央地区都市構造再編集中支援事業(松任学習センター) 古城町 25年度=3億600万円、26年度=400万円、27年度=2800万円、28年度=9億6100万円、29年度=3900万円
▽加賀笠間駅周辺地区都市構造再編集中支援事業(自由通路・西口自転車駐車場) 笠間町 25年度=2億円、26年度=8億4300万円

hokuriku