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滋賀産業新聞
2024/12/16

【滋賀】県警本部 大津北署の新築・移転

 滋賀県警察本部は、老朽化が著しい大津北署を北西約300bの位置(大津市真野4丁目地先・現況は田畑)に新築・移転する整備方針を明らかにした。
 これは、老朽化・狭隘化等の課題を解決するとともに、警察活動のための機能性やセキュリティ、災害発生時の活動拠点としての施設性能を確保するためのもの。
 移転予定地は、現警察署の北西約300bで、消防等との連携や住民の利便性を考慮し決定。面積は約9000平方b(農道・水路整備後は約8000平方b)で、敷地内にRC造4階建、延4000平方bと、現状の2倍程度の施設を建設予定。署員の増加による業務スペースの手狭の解消を図る。
 建築に係る整備手法は、他の公共団体等における類似の事業実績があり、効果が期待できるかについては実績はなし、画一的な施設でない等、建物の仕様・配置等の面で民意の裁量の余地が小さい―などの定性的評価等を総合的に判断し、従来型手法が適正と示している。
 事業スケジュールは、用地取得・開発申請、基本・実施設計を来年度に行い、26年度(令和8年度)に開発工事、27年度(令和9年度)から建築工事に着手する。現庁舎の解体は、29年(令和11年)に予定している。
 なお、同事業を推進していくにあたり、「建設発生土情報交換システム」への登録などを行い、整備費用の縮減に努めていく方針。
 既存施設は、大津市真野2丁目20―23にあり、敷地面積5231平方b内に、RC造3階建、延約1001平方bの庁舎や倉庫、自転車置き場や約100台収容可能な駐車場等がある。土地は市街化区域で用途は第一種住居地域。

提供:滋賀産業新聞