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新建新聞社
2024/12/13

【長野】上田市 第五中旧校舎とプール解体は24年度内発注

12月補正案で債務負担行為4億1360万
 上田市は、現在進めている第五中学校(上野441ほか)の改築・改修整備について、旧校舎3棟(一棟、二棟、技術棟)およびプールの解体工事を2024年度内に事後審査型一般競争入札で発注する。市12月補正予算案では、債務負担行為の限度額4億1360万円を設定した。
 解体対象の旧校舎は一棟(1962年築、RC造3階建て、延べ2734u)、二棟(1963年築、RC造2階建て、延べ1782u)、技術棟(1965年築、W造平屋建て、延べ330u)、およびプール(25mコース)。現在建設中の新校舎棟が25年1月末の工期で完成間近なため、新校舎への引越し後、25年度から解体に着手する。

屋体新築や西棟改修は25年度以降
 旧校舎とプールの解体のほか、屋内運動場の新築やプールの改築、校舎西棟の改修工事を25年度以降に予定する。
 新しい屋内運動場は、S造一部2階建て、延べ2500uの規模。新校舎の西側に建設し、体育館と校舎棟は1階・2階部分を連絡通路で連結する。1階はステージ、アリーナ(バスケットコート2面規模)、更衣室2室、器具庫など。2階はアリーナ部分が吹き抜けでほかに格技室、倉庫などが入る。
 プールは、現在の位置で改築する計画。規模は25mを6コース、関連で更衣室2室、ろ過機械室、シャワーユニットなどを配置する。
 旧施設で唯一残る「西棟」は居抜きで改修する。施設は1990年建設でRC造2階建て、延べ面積540u。1階部を部室(11室)と防災倉庫、2階部を多目的ホールに改修し、並行して屋根・外壁・内装の改修も進める。
 設計担当=久高設計−竹原一級建築士事務所設計JV

提供:新建新聞社