三井不動産(東京都中央区日本橋室町2ノ1ノ1)は、整備中の「三井アウトレットパーク岡崎(仮称)」に関して、愛知県へ大規模小売店舗立地法に基づく届け出を提出した。店舗面積は物販、非物販合わせて3万6118平方b。オープンの目安となる新設日は、2025年9月30日としている。
24年4月に三井不動産が明らかにした計画によると、面積約15万8400平方bの敷地内に、店舗棟(鉄骨造2階建て延べ約4万9800平方b)や立体駐車場棟(延べ1万4800平方b)、屋外広場などを整備する。
同社は今回の届け出で、敷地内における建物・駐車場の配置と、駐車場の収容台数などを明らかにした。店舗棟は敷地の南西側に整備し、北西から南側にかけて、店舗棟を取り囲むように駐車場を設ける。顧客用駐車場の収容台数は2100台。このうち640台を収容する4層5段構成の立体駐車場棟は、店舗棟の北西に隣接して整備する計画だ。業務員用兼臨時駐車場には、北西と北、南東側に設置する平面駐車場を充てる。
店舗面積3万6118平方bのうち、物販は3万0099平方b、非物販は6019平方b。総数40カ所の店舗に入るテナントは、いずれも未定としている。荷さばき施設と廃棄物保管施設は店舗棟1階の3カ所、北西(荷さばき施設369平方b、廃棄物保管施設36立法b)と東(同160平方b、16立法b)、南(荷さばき施設のみ18平方b)側に設ける。
同施設の基本設計は、東急設計コンサルタント(東京都目黒区)が担当。実施設計と店舗の整備、外構工事は錢高組(東京都千代田区)が進めている。立体駐車場の整備は大和リース(大阪市中央区)が担う。その他、環境デザインにスタジオタクシミズ(東京都中央区)とパーク・コーポレーション(東京都港区)が参画している。
場所は岡崎市池金町および舞木町、本宿町地内。
提供:建通新聞社