京都府は、南丹土木事務所管内の改築系道路事業2路線について、事業効果の定量的な整理等に着手する。
南丹土木事務所管内では、今後の事業化を構想している道路事業について、過年度実施の業務委託において、〈京都のみち2040〉で示す「20年後の道路の姿」に関連付けて、事業のポテンシャルや事業実施の可能性等を評価した。
今回、南丹土木事務所管内において、事業化の優先度が高いと整理した改築系道路事業の事業効果を定量的に整理し、今後の円滑な事業化に必要となる資料作成を行う。
南丹土木事務所はこのほど、関連業務を指名競争入札で通知。12月17日に開札し、担当業者を決める。履行期間は令和7年3月25日まで。
対象路線は南丹土木事務所管内の2路線。主な業務内容は、▽既存資料を収集し、南丹土木事務所管内の道路の現況、道路に求められる将来像等を把握する▽現況・課題及び路線内未改良区間の優先度整理(事業候補区間を含む路線の現況及び課題整理(管外含む)を行うとともに、路線カルテを作成する。なお優先度が高いと評価している区間を含む路線において未改良区間が複数ある場合は、路線内における事業化の優先度の整理を行う)▽事業効果整理等。