県米子県土整備局は、伯耆町小林で計画する無電柱化推進事業で、共同溝工事に着手する。総工費約4億円を見込む内容。関係者との調整にめどがついたためで、1工区を2025年2月に公告する見通し。
景観形成を目的に、「大山まきばみるくの里」一帯=写真=の県道大山寺岸本線の延長約840bで計画。全体を4工区程度に分け、4カ年での工事を予定する。
米子県土は調査設計を進める一方、NTT、中国電力など関係機関との調整に入っており、関連する法手続きを経て、1工区を公告する方針。
山側から取り掛かる計画で、施工延長は検討中。下り車線側に共同溝を整備する内容となっており、土木一般A級向け、概算工事費は5000万円前後となるもよう。工期は200日間程度。
国の補助を活用する無電柱化推進事業について、米子県土は米子市内の国道181号でも計画している。
日刊建設工業新聞