県土整備部は県道さいたま鳩ヶ谷線の歩道整備で、2025年度から鳩ヶ谷本町工区の「一部工事に着手する」見通しを示した。開会中の県議会12月定例会で、永瀬秀樹議員の一般質問に答弁した。
同線の歩道整備については「桜町5丁目交差点から県道蕨桜町線までの305m区間の桜町工区と、その南側本町一・氷川神社交差点までの300m区間の鳩ヶ谷本町工区の2つの工区で整備を進めて」いる。
桜町工区については用地買収率が99%で、24年度に歩道の整備がおおむね完成する。
一方、鳩ヶ谷本町工区については「用地買収率が31%となっており」、25年度から「一部工事に着手する予定」とした。 また永瀬議員は「今後工事実施予定区間については無電柱化に取り組むべき」と提起した。
同部は鳩ヶ谷本町工区の無電柱化については「沿道の皆さまの合意形成や、電気や通信などの事業者との調整、設計の見直し等が必要」になると答弁。まずは「地元川口市をはじめ、商店会や、自治会の皆さまへ無電柱化に対する意向を確認」する考えを伝えた。
提供:埼玉建設新聞