鴻巣市は、あたご公民館(原馬室3560−1)と川里図書館(関新田1281−1)の空調を更新する。あたご公民館は現在の空調熱源(灯油式)に不調がみられるため、全館空調から個別空調に改修する計画。川里図書館では老朽化した設備を更新しつつ、さらに電灯設備のLED化を行う予定だ。ともに本年度内に設計をまとめ、来年度の着工を目指す。
あたご公民館は児童センター・放課後児童クラブなどを併設しており、施設規模はRC造2階建て、延べ床面積約3344uを有する。空調および関連する電気を改修するほか、必要であれば盤類や配管・ケーブルなども施工対象に含める考えだ。目標工事費は約9000万円としている。
川里図書館の規模はRC造2階建て、延べ床面積1010u。空調更新と照明LED化の仕様を固める中で、エネルギー消費対策を考慮した個別空調導入に関する検討も行う。目標工事費は約4300万円に据える。
2施設ともに本年度内に仕様をまとめた後、2025年12月〜26年6月に施工する想定を立てている。
提供:埼玉建設新聞