高知県高知土木事務所は、高知港海岸(横浜地区)高潮対策の陸閘詳細設計を長大高知事務所(高知市)で進めている。2025年度以降の工事発注を目指している。
高知市漁業協同組合高知支所がある漁港の出入り口2カ所と特別養護老人ホームヘリオス東側にある1カ所の陸閘(全てアルミ製防潮横引きゲート)を耐震・津波対策として嵩上げする。漁港出入り口の陸閘は1基が高さ2・45b、幅10b、もう1基が高さ3・15b、幅7・35b。2基とも扉自体は加工せず下の路面にコンクリートを打って高さを25a上げる。
漁港より東側の道路沿いにある1基は高さ2・5b、幅8bで、こちらは同様に路面を20a上げるとともに、ゲート上部を80a継ぎ足して高さを稼ぐ。各ゲートの厚みはそれぞれ異なり60〜75a。
予算次第だが、3基は順次個別に発注していく可能性が高い。工事場所は高知市横浜で、宇津野トンネルを南へ抜けてすぐ左手。
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建通新聞社