小松島市は、稼働から20年以上が経過する環境衛生センター(芝生町花谷3)に代わる、新ごみ処理施設の建設工事費が68〜73億円、別途建設予定のマテリアル推進施設の概算工事費が26〜33億円になる概算見通しを示した。
建設予定地は現施設の一部と民有地で面積約2万4000平方b。津波浸水対策として、近隣の山を切り崩し、約3bを嵩上げする造成工事を計画しており、2026年度に造成設計を委託する予定。敷地造成費は8億円を見込んでいる。
新ごみ処理施設の想定建築面積は約1万4000平方b。焼却方法は好気性発酵乾燥方式。焼却施設に加え、ごみの粉砕・選別設備、資源ごみのリサイクル設備、駐車場などを整備する見込み。30年度の稼働開始を目指している。
現在、日産技術コンサルタント四国事務所(香川県丸亀市)が「ごみ処理施設整備基本計画策定および一般廃棄物処理基本計画改訂業務」を、25年3月31日までの履行期間で進めている。
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建通新聞社