東日本旅客鉄道梶i東京都渋谷区代々木2―2―2)と東急不動産ホールディングス梶i東京都渋谷区道玄坂1―21―1)が、JR船橋市場町社宅跡地で進めている「(仮称)船橋市場町プロジェクト」の建築計画が明らかになった。西側のA街区と東側のB街区に分け、商業施設と共同住宅を整備する。総延べ床面積は7万5505・3uの想定。2026年6月以降に順次完成させる予定だ。
A街区に、RC造13階建ての店舗・共同住宅とS造3階建ての店舗を計画。設計者は兜沒c組東京本社(東京都千代田区九段北3―2―4)で、同社による施工も想定される。
B街区には、RC造14階建てとRC造8階建ての共同住宅4棟を計画。設計・施工は樺キ谷工コーポレーション(東京都港区芝2―32―1)が請け負っている。
計画地は船橋市市場1―6に所在。敷地面積は約4万5400u。JR船橋駅から東に約850mの距離に位置し、船橋地方卸売市場に隣接している。
計画地における地区計画の原案においては、立地条件や環境を生かし、南北に延びる海老川沿いの人の流れとJR船橋駅につながる東西の人の流れの結節点として、地域の利便性向上に資する商業・生活サービス、緑豊かで環境に配慮した中高層住宅の立地を誘導し、魅力的なセンタープロムナードの形成を図ることとなっている。
東日本旅客鉄道鰍ニ東急不動産ホールディングス鰍ヘ、23年2月に「環境共生・コミュニティ自助型の持続可能なまちづくりに向けた包括的な業務提携契約」を締結。提携後の第1号開発案件として、今回のプロジェクトを推進している。