全日本電気工事業工業組合連合会(全日電工連、米沢寛会長)の主催による、第5回電気工事技能競技全国大会がこのほど、横浜市の横浜アリーナで開催され、「一般の部」で北陸ブロックから出場した石川県の中川雅賀選手(米沢電気工事)が金賞・経済産業大臣賞に輝いた。また、同じく石川県の滝口俊哉選手(滝口電気商会)も日本電気協会会長賞・安全作業大賞を受賞した。
中川、滝口の両選手と、「高校生の部」に石川県勢で初めて出場した金沢市立工業高校電気科2年生の東野裕己さんの3人が11日に馳浩石川県知事を表敬訪問し、結果を報告する。
今大会は「Connect to the future〜人と技能で守り、つなぐ未来〜」をテーマに開催。全国から「一般の部」53人、「女性の部」「高校生の部」各9人の計71人の選手が出場し、課題の施工に対して日頃鍛えた技能を発揮し競い合った。
電気工事技能競技全国大会は、電気工事技術者の資質と技術水準の向上を目的に、2014年から隔年で行われているもの。今回、石川県からは「一般の部」に中川さん、滝口さん、「高校生の部」に東野さんの計3選手が出場した。
石川県勢のこれまでの成績は、2018年の大会で安部良さん(安部電気工事)が一般の部で銅賞を受賞している。