立山町は、児童・生徒の学習環境の向上や災害時の指定避難所としての機能強化を目的に、小・中学校の体育館に空調設備を設置する。基本設計業務委託費530万円、調査・診断費100万円を専決処分するとともに、12月補正予算案に基本設計業務委託費560万円を計上している。
専決分では、2025年度からの設置工事に向け、小中学校全7校のうち断熱改修が完了した雄山中の空調設備、利田小の断熱改修に向けた基本設計のほか、釜ケ渕小ではまず大規模改修が可能かどうかを見極めるため老朽度調査を実施する。
補正分では立山中央、立山北部両小に空調設備のほか、太陽光発電設備と蓄電池も設置するための基本設計を行う。26年夏の完了を目指す。
高野、立山両小は25年度予算に費用を盛り込む方針だ。