寄居町は、市議会12月定例会に提出した一般会計補正予算案を公表した。折原小学校(立原385)の改修工事に向けて、小学校施設整備事業の工事請負費として335万4000円を計上したほか、男衾中学校(富田65)の施設工事関連費に996万円を計上。全体で2億6880万4000円を追加する規模になった。
折原小では、2棟ある校舎のうち北棟の屋上の防水改修工事を実施する。
「今夏から雨漏りなどがひどくなり、学校運営に支障が出かねない」(教育総務課)として、急遽、工事実施を決めた。工事請負費として335万4000円を計上。年明け早々に発注したい考えだ。指名競争入札になる見込み。
また、男衾中では敷地内にある物置や駐輪場が建築基準法に適合するよう改修工事が必要になったという。その工事に向けた設計業務の委託料996万円を盛り込んだ。
債務負担行為関連では、中央公民館(寄居1300)と併設する町民ホール(同)の空調設備更新事業として2025年度の限度額を1億9888万円と設定した。
両施設は、内部はつながっているため、空調設備を一体で更新することを計画しているという。
提供:埼玉建設新聞