中部薬品(岐阜県多治見市高根町4ノ29)は、天白区原2丁目に「V・drug天白原店(仮称)」を出店する。店舗建物の整備に、11月から着手した。出店予定地の周辺では現在、250b圏域にドラッグストアが2店舗、営業している。ドラッグストアの激戦区が新たに生まれるとも言えそうだ。
場所は名古屋市天白区原2ノ907。敷地面積は、およそ1400平方b。2024年5月までパチンコ店「ZENT原店」が営業していた。用途地域は準工業地域。建ぺい率は60%、容積率は200%。絶対高31b高度地区に指定されている。
出店予定地の周辺は、現在、北東約250bで「スギ薬局原店」、南側約250bで「B&Dドラッグストア原店」、南側約1`で「スギドラッグ原南店」が営業している。中部薬品は同地について、「競合する店舗は多いものの、魅力の大きい土地」と評価。近隣にはファミリー世帯が多く住み、かつクリニックなども複数立地することから処方箋の需要も大きいと考え、出店を決めたという。
整備中の店舗建物の規模は、2階建て延べ約2000平方bを想定。25年5月末ごろに完成し、同年夏ごろのオープンを目指す。
設計は中部設計(岐阜県可児市)、施工はオーバル(浜松市中央区)が担当している。
提供:建通新聞社