トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建設経済新聞社
2024/12/05

【京都】相楽会館の現地建替え計画 令和7年度解体・8年度着工 基本・実施設計に着手へ

 相楽広域行政組合は、相楽会館の建替えを計画、基本・実施設計に着手する。
 相楽会館(木津川市木津上戸、市街化調整区域の敷地面積818・88u)は、広域行政の一元化による事業の円滑化、効率化及び充実を図る拠点として昭和50年8月に建設された。その後、「相楽消費生活センター」「相楽休日応急診療所」の業務開始、「相楽聴覚言語障害センター」の入居に伴い、部分的改修を繰り返しながら広域行政の拠点としての役割を充実してきた。
 建設後49年を超え、施設の老朽化が進行するとともに、耐震性能が不足していることなどから、建替え、耐震改修等の検討を行った結果、必要機能を確保できる規模に縮小し、現在地での建替えを実施することを決めた。
 建設予定地は、南側及び西側は京都府山城南保健所、山城広域振興局(木津総合庁舎)に面している。南北に細長く、北側は市道に面しており、東側は畑地で1〜2m程度低地となっている。
 新庁舎はS造またはW造の平屋建で、面積は約390uを想定。各室の詳細は、相楽広域行政組合事務室が40u、相楽消費生活センターが25u、相楽聴覚言語障害センターが25u、相楽休日応急診療所が100u、医師会・薬剤師会事務室が20u、会議・相談室が40uなど。普通乗用車6台以上が収容可能な来庁者用駐車場及び自転車3台程度が駐輪可能な来庁者用駐輪場を整備するほか、掲示板、施設案内看板等を整備する。
 基本・実施設計業務はこのほど一般競争入札で公告。12月25日に開札し担当業者を決める。履行期間は令和8年2月27日まで。
 今後のスケジュールは、令和7年度に既存庁舎を解体し、8年度の建替え着工を予定している。工事費は約1億2600万円。