高浜町は、12月補正予算案に遊休施設の旧教職員住宅を舞鶴高専学生専用住宅へ改修するための、実施設計業務委託料412万5000円を計上した。
宮崎地係の旧教職員住宅は、建設規模がRC造3階建て延べ約609平方メートルで、部屋数は15部屋。1989年の竣工となっている。
舞鶴高専において工学の基礎と教養を学ぶ学生が町内に移住することにで、学生や町民との関わりが促進され、高専や工学に興味を持ち技術者や専門人材を志す小中高生が増加することを期待するもの。原子力産業を中心とした町の産業等に貢献したいと思う人材が、一人でも多く定着することを目的に、整備を行う。
今年度中に実施設計を完了する見込みで、2025年夏の着工、26年4月からの供用開始を予定する。
4月に締結した町と舞鶴高専との包括連携協力に関する協定に基づくもの。改修後、町がオーナーとして舞鶴高専後援会に1棟貸しし、後援会が学生に部屋を貸すこととなる。