トーエネック(名古屋市中区栄1ノ20ノ31)は、本社機能の集約に向け、既存の本館ビル(本店)の解体に着手した。建て替え後は「新本店ビル」とし、延べ3万2970平方bの施設とする計画。工事の完了は、2029年1月中旬を予定している。
新本店ビルの規模は、鉄骨一部鉄筋コンクリート造地下3階地上9階塔屋1階建て延べ3万2970平方b。中間層免震(上級)構造を採用する。敷地面積は4757平方b。駐車場は約270台分を設置する。施工は竹中工務店(大阪市中央区)が担当。
本館ビルと別館ビル(名古屋市港区)の機能を集約することで、事業の効率化と、大規模災害時への対応強化を図る。機能集約は、29年度を予定している。
別館ビルには現在、屋内線や空調管、情報通信などの一般工事部門が入る。場所は名古屋市港区千年3ノ1ノ32。施設規模は鉄骨一部鉄筋コンクリート造地下1階地上8階建て延べ1万4248平方b。土地・建物は、ともにトーエネックが保有している。機能集約後の活用方法について、同社は明らかにしていない。
提供:建通新聞社