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北陸工業新聞社
2024/12/04

【富山】富山市/設計費1.2億を債務負担/本庁舎受変電設備更新で

 富山市は12月補正予算案で、富山市本庁舎受変電設備更新実施設計業務費として限度額1億2500万円を、2026年度までの債務負担行為に設定した。
 本庁舎(新桜町地内)地下2階に設置され、1992年の完成時から使用している受変電設備が、老朽化し更新が必要になった。浸水被害を想定し、本庁舎東側にある地上公用車駐車場に受変電設備を収容する建物を新築。規模は幅19メートル、長さ31メートル、高さ11メートルで、地上5メートル以上に受変電設備を設置する。地下埋設ケーブルを敷設し、本庁舎へ送電。災害時でも庁舎全体の電源を維持することが可能になる。基本設計は三四五建築研究所が担当した。
 2025年1月に実施設計業務委託の契約を締結し、26年11月に完了。27年3月に市議会定例会での工事請負契約を議決し、29年1月の工事完了を予定している。

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