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日本工業経済新聞社(群馬)
2024/12/03

【群馬】太田市はテニスコート整備事業


太田市は老朽化が進む市内のテニスコートについて、サン・スポーツランド(烏山上町2282)のグラウンドをテニスコートとして整備し、集約化を図っていく方針を明らかにした。新規事業として来年度から着手し集約化を図るテニスコートの精査を行い、26年度に新設工事を進めていくスケジュールとなる。第1次実施計画で26年度の事業費には工事費を主に5億5000万円を算出した。
集約化工事を行うサン・スポーツランドは、テニスコートとしてオムニコート12面がすでに整備済み。このほか軟式野球1面、ソフトボール2面、サッカー1面が整備されている。
新設するテニスコート数などは現段階で未定となるが、工事費の大半を占めることが想定される。テニスコート整備と併せて照明設備についても設置する方針としている。
現在、市内ではサンスポーツランドを含めて9カ所のテニスコートが整備されている。単体での改修を予定している新田テニスコートを除いたテニスコートを持つ施設とコート数は◇沢野スポーツ広場(高林北町894)=4面◇宝泉スポーツ広場(西野谷町40−4)=4面◇八幡テニスコート(八幡町9−6)=8面◇新浜テニスコート(下浜田町1088−2)=6面◇尾島公園テニスコート(亀岡町110)=3面◇世良田公園テニスコート(世良田町1566)=2面◇薮塚本町西部ふるさと公園(大原町1604−1)=2面−。これらのテニスコートの中で老朽化や使用頻度などを考慮して、集約化を行う箇所を決定していく。
テニスコート集約化に関連して、27年度には新田テニスコート(新田上江田町738)で改修を実施。第1次実施計画で5000万円の工事費を盛り込んでいる。コートはオムニコートが4面、ハードコートが2面設置されている。
新田テニスコートには隣接して新田プールが整備されているが、2020年から営業を休止しており、本年度に廃止を決定。長寿命化計画やスポーツ長のガイドラインなどにより、改修を行った場合、財政的な負担がかかるとし決定した。同プールは新田町民プールとして、1981年に開業したが、解体時期や跡地の利活用については未定としており、今後も検討を進めていく。