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日本工業経済新聞社(群馬)
2024/12/02

【群馬】前橋市がローズタウンF地区の道路で25年度最終工

前橋市は、富田町を通る市道00−047号線などで進めている道路改良事業について、2025年度に延長約470mの道路改良工事を計画している。ローズタウンF地区北周辺道路整備として事業を推進。施工内容は舗装工や側溝の布設工となり、事業全体での工事は25年度に発注するもので完了となる見通し。設計は日進工測設計(前橋市)が作成した。
同事業はローズタウン北側に位置するザスパクサツ群馬の練習場、前橋市ローズタウンサッカー場の東西および北側を囲む路線を対象に、拡幅や新設を進めている。24年度に発注した工事までで、西側の延長約360mと北側の延長約280m、東側の延長約160mでの工事が完了することとなり、25年度に東側の残る延長約470m区間を対象として工事を実施する。24年度の工事は大幸建設(前橋市)が受注している。
東側区間は練習場の北東部にある交差点から南進し、東ローズタウン会館(富田町1688−51)のある交差点までの延長約630mが対象で、現況幅員6・5m程度から西側歩道3・5m、車道幅員8・5mの全幅12mで拡幅する。これまでの工事は北端から南へ向けて進めており、25年度の施工箇所は、練習場から東ローズタウン会館までの区間となる。
25年度に実施する舗装工事の構成は◇置換路床工=再生砕石40−0、t−50p◇下層路盤工=再生砕石40−0、t=20p◇上層路盤工=粒調再生30−0、t=15p◇表層工=再生密粒As13、t=5p−で予定している。西側へ新設する歩道は◇路盤工=(再生砕石30〜0)、t=10p◇敷砂t=3p◇インターロッキングブロックt=6p−で実施する計画となっている。工事は区画線の設置工事まで行う。
側溝工事としては、施工区間東側の既存側溝の断面が不足していることから布設替えを予定。延長約470mで、40p×40pをメインとした落蓋式側溝を布設する。