会津若松市は12月補正予算案で、県立会津総合病院跡地を利活用した拠点施設の整備に限度額51億6888万9000円、期間2026〜42年度の債務負担行為を設定した。
内訳は、26年度分が土木・建築の設計費1億5741万円、27年度分は土木・建築工事費25億2261万9000円、28〜42年度は維持管理運営費24億8886万円となっている。
DBO方式による屋内遊び場を核とした公共施設と、定期借地権方式による民間収益施設の整備を計画している。公共施設を先行して整備する方針で、25年1月ごろに公募型プロポーザル方式で事業者を募集する。
公共施設は敷地約2.7haのうち北側半分に整備予定。施設は約2000uを想定しており、メイン機能の子どもの屋内遊び場のほか、乳幼児の預かり施設、多目的スペース、休憩スペースなどの配置を想定している。屋外には駐車場約6000u、緑地や広場約3200uなどを整備する。28年5月ごろの供用開始を目指す。
民間収益施設は敷地南側への整備を予定しており、事業手法やスケジュールは検討中。
(提供:福島建設工業新聞社)