県土整備部は26日、公共工事の設計積算に活用する「土木工事実施設計単価」を一部改定した。「12月単価」は10日以降の起工決裁分から適用する。
今回の改定内容は、建設物価調査会の建設資材価格調査報告書(月例報告)による実勢単価、「建設物価(12月号)」をもとに設定。値動きを早期に現場へ反映させる。
全般に異形棒鋼など鉄鋼類の値が続落し、砕石類は値上がりが浸透してきた。
また、仁徳砂利が鳥取市古海で運営する土質改良プラントは、ほぐし土量から地山土量単価に見直した。主な変動資材は次の通り。カッコ内%は変動率
▽コンクリート型枠用塗装合板=1枚当たり20円下落(マイナス1・0%)▽ストレートアスファルト針入度60〜80=1d当たり1000円上昇(1・0%)▽異形棒鋼各種=1d当たり1000円下落(マイナス0・8%〜マイナス1・0%)▽等辺山形鋼SS400各種=1d当たり1000円下落(マイナス0・7%〜マイナス0・8%)▽単粒度砕石各種=1立方b当たり200円〜300円上昇(3・1%〜4・8%)▽割栗石各種=1立方b当たり500円上昇(7・8%〜8・1%)▽水銀灯用安定器各種=1個当たり840円〜1700円上昇(9・4%〜10・8%)
日刊建設工業新聞