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　新潟県は２８日、一般会計に４２億４９００万円を追加し、同会計累計額を１兆２９９５億７５００万円とする１２月補正予算案を発表した。
　この日の会見で、花角英世知事は「能登半島地震からの復旧・復興等を図るための必要な経費を計上する」と説明。公共土木施設に係る災害復旧事業４億８２５１万円のほか、債務負担行為にゼロ県債８２億円とゼロ国債８億４０００万円を設定する。
　主な内容は次の通り（（新）は新規）。
▽（新）地域医療再編検討推進事業　２０００万円
・地域医療提供体制の確保を図るため、新潟県厚生農業協同組合連合会の経営改善計画の分析や検証
▽新潟県なりわい再建支援事業　４億４６２８万円
・能登半島地震により被災した中小企業等の復旧・復興を推進するため、施設や設備の復旧等の事業再建に係る経費を支援（事業主体＝中小企業等、補助率４分の３以内）
▽特定家畜伝染病危機管理対策強化事業　７億８２５万７０００円
・高病原性鳥インフルエンザの発生に伴う防疫対策のほか、制限区域関連農場への支援および市町村が防疫措置に要した経費助成