日本塗装工業会埼玉県支部は14日と15日の2日間、「いいいろ塗装の日」に合わせ、毛呂山町大谷木にある児童養護施設「神愛ホーム」で、外壁塗装などのボランティア活動を行った。
同工業会では11月16日を「いいいろ塗装の日」と定め、全国でさまざまな地域貢献活動を行っている。埼玉県支部でもその活動に合わせてボランティアを実施しており、今回が44回目となる歴史ある活動だ。
ボランティアは14日と15日の2日間合わせて会員企業28社が参加。エイチプロス(花谷彰久社長、富士見市)を幹事会社として、西浦建貴支部長や山中重則副支部長ら役員6人と事務局も参加した。神愛ホームは、今年3月末時点で幼児から高校生まで46人が生活している。2006年8月に竣工し、建設から22年が経過している。作業は管理棟(S造セメント瓦葺平屋建、381・07u)を対象に、外部は外壁面約80uと、内部は塗膜剥離が点在している天井ボード面約75u、発錆が目立ちはじめた鉄部塗装面約20uを、塗料は日本ペイントのパーフェクトトップを使用して、プロの技で手際よく塗装した。
活動は、日本ペイントと大塚刷毛製造の2社が協賛、富田商店が協力した。
提供:埼玉建設新聞