能代市道路河川課は、建て替えを予定している道路維持センターに関し、現在地も含めて建設場所を検討した結果、移転する方針を固めた。老朽化が著しいことから、早急に建て替えを進める必要があるとしているが、事業規模が大きくなることから、他事業の進捗なども踏まえて着工は8年度以降となる見通し。着工時期を踏まえて設計を委託する。新施設の規模は、現施設と同規模の予定。
道路維持センター(鳥小屋1−1ほか)は昭和62年に建設。機能維持や不足する設備の拡充などに向け改修や増築を計画していたが、基礎調査の結果、老朽化が激しく使用を継続するのは難しいと判断した。昨年度に建設地を決定するため用地調査を実施している。
センターは、詰所1棟(W1F39.74u)、倉庫3棟(A:軽量Sプレハブ1F139.1u、B:Sプレハブ1F92.7u、C:Sプレハブ1F92.7u)、車庫3棟(A:W1F64.59u、B:W1F64.59u、C:W1F49.68u)、保管庫などで構成されている。
同市には除雪車が全部で28台あり、このうち能代地区分として13台(融雪散布車1台、グレーダー3台、ドーザー3台、ロータリー5台、ミニローダー1台)を同センターに格納している。
提供:
秋田建設工業新聞社