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　大津市公園緑地課は、伊香立公園など市内にある11公園を対象に、施設の長寿命化計画策定に取り掛かり、25年3月末をメドに内容を取りまとめる。
　今後については、公園施設の長寿命化を図り、適正な維持管理方針を検討したうえで、公園施設長寿命化計画を策定し、部分的な補修、場合によっては緊急な補修・更新等の整備へと運ぶ考え。
　対象となる公園は、▽伊香立公園（総合公園）、▽仰木西公園（近隣公園）、▽仰木東公園（近隣公園）、▽月輪大池公園（地区公園）、▽御呂戸川緑地（緑地・近隣）、▽膳所城跡公園（近隣公園）、▽大津草津緑地（緑地・近隣）、▽茶臼山公園（地区公園）、▽和邇公園（近隣公園）、▽天神川緑地（緑地・近隣）、▽多羅川緑地（緑地・近隣）の11公園。
　今回の業務のなかで、健全度ランクを4段階に判定・区分けし、そのなかで緊急度として3段階に分け、優先順位の高い順から部材単位で劣化や損傷の状況を評価していく。
　同市では、市内の公園施設を対象に、今後進展する老朽化に対する施設の安全対策の強化と、ライフサイクルコスト縮減、修繕、更新等の平準化を図るため、策定した公園施設長寿命化計画を更新することを目的としている。また、健全度・緊急度の判定を基に、公園施設毎の劣化や損傷状況、安全性等を確認し、公園施設の補修もしくは更新の必要性について総合的な判定を行って対応を図っていく。
　なお、大津市公園施設長寿命化計画策定支援業務として、八千代エンジニヤリング（東京都台東区）が担当している。

提供：滋賀産業新聞