七尾市は26日、一般会計129億3635万7000円(累計731億1746万円)の12月補正予算案を発表した。市営小丸山住宅(津向町)の解体跡地に災害公営住宅を整備するため、既存住宅の解体設計とアスベスト調査費572万2000円を計上するとともに、2025年度までの債務負担行為として建設に伴う実施設計と地質調査の経費2258万1000円を設定した。
災害公営住宅は小丸山小に隣接する小丸山住宅(S造、4棟)の解体跡地1432平方メートルに整備。計画ではRC造3階建てを2棟建設し、14戸の収容を予定する。来年春の解体着手、7月ごろの着工、26年春の入居開始を目指す。
補正予算には来年度までの債務負担行為として、改築予定の田鶴浜小校舎の解体工事費5億2647万4000円、市内8小中学校の災害復旧工事費5億5097万3000円も設定。コミュニティプラント災害復旧事業費5億1528万9000円、市に帰属される和倉温泉の民有護岸整備工事費29億1000万円なども計上した。