国土交通省土佐国道事務所は、東谷川橋予備設計業務など簡易公募型プロポーザル2件を実施し「令和6―7年度東谷川橋予備設計業務」の事業者は長大、「令和6―7年度新名村川橋外予備設計」の事業者はオリエンタルコンサルタンツを特定した。履行期間は2025年5月30日まで。
国道55号奈半利安芸道路に整備する東谷川橋(橋長420b、幅員12b)、新名村川橋(橋長210b、幅員12b)、谷口谷川橋(橋長120b、幅員12b)の予備設計を行う。
奈半利安芸道路は、奈半利町芝崎から安芸市伊尾木に至る延長13・1`。構造規格は第1種第3級(自動車専用道路)、2車線。構造物は田野安田トンネル(延長580b)、安田トンネル(延長780b)、唐浜トンネル(延長430b)の3トンネルの他、新奈半利川橋(延長240b)など16橋の整備を予定している。
今回の予備設計を行う対象橋梁は、安田インターチェンジ(IC・仮称)から安芸東IC(仮称)に至る安芸安田工区(延長9・1`)に整備する。同工区内の安田町安田西地区(延長2・1`)では9月に設計協議調印式が行われ用地交渉に着手。24年度内に安芸地区で設計説明会の早期開催を目指している。
提供:
建通新聞社