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建通新聞社
2024/11/26

【大阪】京都府 京都アリーナを伊藤忠・大林組他G

 京都府は、京都アリーナ(仮称)整備・運営等事業の公募型プロポーザルを行い、伊藤忠商事(東京都港区)を代表企業とする事業者グループを優先交渉権者に特定した。設計を梓設計(東京都大田区)、建設を大林組(東京都港区)が担当する。施設の規模は鉄骨造5階建て延べ2万9774平方bで、提案価格は維持管理・運営費を含め348億円。2025年3月から設計に着手し、28年7月の竣工、同年10月の開業を目指す。
 この他の実施体制は、設計・整備期間のプロジェクトマネジメントを伊藤忠商事、維持管理・運営期間のプロジェクトマネジメントを電通(東京都港区)。維持管理はハリマビステム(横浜市西区)と協栄ビル管理(京都市中京区)、伊藤忠アーバンコミュニティ(東京都中央区)。運営をシンコースポーツ(東京都中央区)、ファイナンスをNTT・TCリース(東京都港区)と京銀リース(京都市下京区)がそれぞれ担当する。
 事業方式はDBFO方式を採用。竣工したアリーナ施設の建物本体を府が取得し、維持管理・運営を行う事業者に土地と建物を無償で貸し付ける。10年ごとに契約を更新し、維持管理・運営を29年9カ月間行うことを想定している。
 アリーナ施設の座席数は、スポーツ利用で8925席、コンサート利用で9328席。68b×48bのメインアリーナ、38・7b×22・5bのサブアリーナを整備する計画だ。
 建設地は向日町競輪場(京都府向日市寺戸町西ノ段5他)の敷地内。
 ※外観イメージ図は建通新聞電子版に掲載中

提供:建通新聞社