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日刊建設工業新聞
2024/11/25

【鳥取】美保テクと応用技術が共同開発/BIMサービスは来年4月販売/地方へのBIM導入を推進

 地方の建設業にBIMの導入を推進させるため美保テクノス(米子市)と応用技術(大阪市)は、共同で開発した着工前からの過程の進捗を『見える化』するソフトウェア「インサイト(仮称)」を核にBIMを構築するサービスを、来年4月頃から販売開始すると発表した。
 美保テクノスはこれまでに手掛けた県西部総合事務所新棟と同社社屋にBIMを活用し、課題を整理。施工管理の上で重要視されるQCDSEにBIMが良い影響を与えた一方で、設計者と施工管理者の間で設計仕様書の積み残しなどの課題が生まれた。そこで、着工前から引き渡しまでの過程に着目。国際標準規格であるISO19650を取得し、それに基づき25項目に分類した情報を集約させ、ソフトウェアに組み込んだ。
 「インサイト(仮称)」は様々なプロジェクトの▼企画営業▼基本設計▼実施設計▼監理―などの進捗状況を可視化することで、プロジェクト管理者、設計担当者、発注者、協力業者による一元管理を可能とするシステム。施工管理ソフトウェアのオートデスクコンストラクションクラウドに図面や書類を登録することで進捗情報を一覧表示する。
 提供するサービスは、▼BIMの要件定義(情報マネージメントやルール化)▼BIMソフト導入支援(補助金支援やソフトウェア講習)▼CDE環境構築(プロジェクトの運用サポート、テンプレート設定)▼教育、トレーニング―の4つをパッケージ化し販売。パートナー2社を加えた4社が協業して、サポート体制を整える。
 発表の中で、美保テクノスの野津健市社長は「BIMのトップランナーとして事業に取り組み、米子から全国に向けて導入の推進を図りたい」と述べた。
 
日刊建設工業新聞