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　八千代市上下水道局は、２０１８年度策定の公共下水道事業ストックマネジメントの基本計画に基づき、村上第２汚水中継ポンプ場と、雨水・汚水分流式管路施設Ｌ１万２３２１・26ｍ（雨水管Ｌ６３３３・22ｍ、汚水管Ｌ５９８８・04ｍ）の修繕または改築を予定している。これに際し、20年２月策定の修繕・改築計画を見直し、５年を期間とする次期計画を年度内に策定する方針。管路施設の布設替え工法または更生工法、ポンプ場の更新または長寿命化対策などを比較・検討した上で、優先順位を決定する。
　21日に「公共下水道事業ストックマネジメント計画（修繕・改築）策定業務委託」の事後審査型一般競争入札を公告した。12月11日から13日までの入札期間などを経て、13日のうちに開札する。委託期間は25年３月31日まで。
　業務内容は▽管路施設＝診断、対策の必要性・修繕および改築の優先順位・対策範囲・改築方法の検討、長寿命化対策検討対象施設の選定、実施時期の設定、概算費用の算出など▽ポンプ場＝点検・調査の実施、診断・対策の必要性・優先順位・対策範囲・改築方法・実施時期・概算費用の検討、長寿命化対策検討対象設備の選定など。
　対象管路は▽雨水管＝大和田新田・萱田地区、村上地区、下市場・勝田台南地区、勝田台地区、八千代台・大和田地区▽汚水管＝勝田台地区――に布設されている。
　分流式汚水中継ポンプ場は、村上南３―10―１に所在。ＲＣ造地下２階地上２階の管理棟のほか、汚水ポンプ、沈砂池、受変電設備、監視制御設備、計測設備、負荷設備、自家発電設備などがある。下水排除方式は分流式。１９７６年４月の供用開始。
　２０１３年３月に改築・更新工事が完了したが、機械設備をはじめ、耐用年数を超過したリスク評価の高い設備が存在している。
　第１期修繕・改築計画の計画期間は20〜24年度。