横浜市は、旧ひかりが丘小学校跡地・面積約1万2000平方bの有効活用に向けたサウンディング型市場調査を実施する。旧校舎の一部をコミュニティハウスとして開放していることを踏まえた事業内容などを想定しており、民間事業者に参入の意向や活用のアイデアを聞く。参加申し込みを12月13日まで受け付け、2025年1月20〜24日に対話を実施する予定。結果を庁内で精査した上で、事業者の公募に向けた手続きを進める。
旧ひかりが丘小学校の所在地は旭区上白根町1306ノ14他の敷地面積1万1845平方b。市街化調整区域に位置しているものの、「第8回線引き全市見直し」(25年度中に都市計画変更告示予定)で第1種中高層住居専用地域に編入する予定。編入後の用途地域を想定した後利用の提案を求める。
敷地内には、1975年度に完成した鉄筋コンクリート造4階建て延べ6494平方bの校舎が残っている。2011年4月に閉校し、現在では1・3階部の4教室分をコミュニティハウスとして活用中だ。
地元住民からは、教育施設として引き続き利用するニーズがあることから、地域交流スペースを現在と同程度(面積約300平方b)の提供・運営を活用の条件としたい考え。また、グラウンドや体育館を地域に開放できるかどうかをヒアリングする。交流人口の拡大や、地域の活性化につながる施策の提案も求める。
提供:建通新聞社