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日本工業経済新聞社(埼玉)
2024/11/19

【埼玉】さいたま県土・県建設業協会さいたま支部、園児を招き「はたらくくるまの広場」を開催

 さいたま県土整備事務所(小高巌所長)と県建設業協会さいたま支部(島田賢一支部長)は13日、さいたま県土整備事務所の駐車場で「はたらくくるまの広場」を開催した。土木の日(11月18日)にちなみ、未来を担う子どもたちに土木の魅力を伝えるためのイベント。浦和つくし幼稚園から年中組の園児123人が招かれ、様々な催し事を通じて楽しみながら建設業界を体験した。
 当日は土木の魅力を伝えるために9つのブースを用意。各ブースを園児たちがそれぞれ回り、建設機械の試乗、道路の実験などを通じて建設業の世界に触れた。
 冒頭、島田支部長は園児たちに「私たちの仕事に使う大きな機械をたくさん用意した。普段は見るだけだと思うが、今日はそれに乗って体験できます。周りの人たちに手伝ってもらって、楽しい思い出を作ってほしい」とあいさつした。
 小高所長は「川や道路を作ったり直すことが私たちの仕事。みなさんが幼稚園に行くときに歩いている道路もここにいる職員たちが作り、直している。その人たちの言うことをよく聞いて、安全に楽しんでほしい」と語りかけた。
 園児たちが試乗するために用意された建設機械は、エンジンを切ったブルドーザー・コンバインドローラー・バックホウと、高所作業車。職員たちに見守られながら園児たちが建設機械を操作する雰囲気を体験した。建設機械のラジコンも用意し、子どもたちが大いに建設機械に親しんだ。
 2種類のアスファルトに水を流してAS密粒と排水性の性質の違いを説明する実験や、レベルを覗くことで測量を体験するコーナーも実施。さらにドローンで空撮した映像も上映するなど、様々な角度から建設業界の魅力を発信した。
 当日は県のマスコットであるコバトン・さいたまっちも駆け付け、子どもたちと触れ合った。
 イベントの最後は園児がお礼として歌をプレゼント。職員たちに見送られながら、さいたま県土の駐車場を後にした。

提供:埼玉建設新聞