徳島県東部県土整備局<徳島>は、大鳴門橋を起点に、鳴門市近郊でサイクルツーリズムを推進するため、鳴門公園線他自転車通行空間設計業務を四国建設コンサルタント(徳島市)に委託した。履行期間は2025年3月25日まで。今後、工事費の確保を目指す。
安全で快適な自転車通行空間を設計する。今回、計画する自転車周遊ルートのうち、亀浦神社前交差点、小鳴門大橋北交差点、明神交差点の3カ所で自転車の安全に配慮した設計を進める。このうち明神交差点は、小鳴門大橋から明神高架橋を通り鳴門海峡の南岸にて瀬戸撫養線と接続する三差路で、近くに自転車用の単路部約800bの再整備を考えている。
3カ所はいずれも平面交差点。通行方法を検討し、通行位置と通行方法を示す矢羽根型路面標示などや、交差点形状の変更の必要性、横断方法などを検討する。
周遊ルートは、鳴門公園千畳敷付近と、鳴門公園線からウチノ海沿いを通って鳴門教育大学北側へ、小鳴門大橋から瀬戸撫養線を小鳴門橋下のウズパークに至る路線。他に瀬戸撫養線を通り国道11号から鳴門スカイラインに至る、既設道路を活用したルートを計画している。
場所は鳴門市鳴門町土佐泊他。
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建通新聞社